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2025年02月18日 NEW

・徳恵術知ある者は恒に疢疾ちんしつに存す


-人の徳行才知の多くは、常に災危困難のなかでみがかれ、

発達するものだ。  孟子

2025年02月17日 NEW

・人の学ばずして能くする所の者は、其の良能なり。慮らずして知る所の者は、其の良知なり


-学ばなくてもよくやっていく、生来の能力を良能という。又、思慮をめぐらさなくても、

よく知っている生来の知能を良知という。人には生まれながらにして、この良知良能

が備わっている。  孟子

2025年02月16日 NEW

・善政は善教の民を得るに如かざるなり


―善い政治はもちろん民心を得るが仁義の教育が民心を得る

大きさには及ばない。   孟子

2025年02月15日

・士は窮しても義を失わず、達しても道を離れず、


―かりそめにも士たるものは、困窮したから

といって、その為に心おごって仁義の道を離れることもない。  孟子

2025年02月14日

・人以って恥なかるべからず

-人間は恥を知らなければならない。無恥の人ほど恐ろしいものはない。                      

    孟子

2025年02月13日

・万物皆我に備わる

―よろずの事物に即応する道の根源は、すべて我々の心の中に自然に備わって

いるものだ。   孟子

2025年02月12日

・命を知る者は厳しょうの下に立たずところには


―天命を知る者は崩れかかった石垣の下のような危険な

・立たない。何もかも天命だからといって、思慮のないことはすべきではない。  孟子

2025年02月11日

・其の心を存し、其の性を養うは、天に事うる所以なり


-人には仁義礼智の心があり、その性は生来の

ものであるから、これは天賦のものと考えなければならない。だからその心を守り、その性を

そこなわないようにつとめることは、やがて天に事つかえる道になる。  孟子

2025年02月10日

・天の将に大任をこの人に隆さんとするや、必ず、先ず其の心志を苦しめ、其の筋骨を労せしめ、

其の体膚を餓えしめ、其の身を空亡にし、行うこと其の為さんとする所に払乱せしむ


-天がある人に大任を授けようとするときは、必ず先ず、その人の心身を苦しめ、

窮乏の境遇におき、なにを行ってもすべて、その人のなさんとするところに逆行する

ような不如意をわざわざ与えて試練する。    孟子

2025年02月09日

・訑訑いいの声音顔色は人を千里の外に距ふせぐ


-自分だけの知識に満足して、人の善言を溶れないようなそぶりは

結局賢者を遠くへ追いやって近づけない役目をする。  孟子